Story

人もまばらな田舎の更に山奥にある「河原崎家」。そこで当主・縄綱は、数人の使用人と共に暮らしていた。河原崎縄綱の６４回目の誕生日、彼の養子・智樹と真樹そして杏奈は館に集められる。恋人の「杏奈」に同伴するかたちで河原崎家を訪れた主人公「優馬」。人里離れたこの屋敷で暮らしているのは、縄綱とその身の回りの世話をする使用人達のみ。
　夕食の席に姿を現した縄綱は、お祝いに集まった縁ある者達に「これからは皆で自分の世話をするように」と申し渡す。で目を疑うその夜邸内ような出来事に遭遇する。借金のかたに奉仕するメイド・鈴音を回春の道具として陵辱する縄綱。なんのためらいもなく淡々と優馬に性の奉仕を行うもう一人のメイド・美香。想像を絶する事態の数々は優馬を困惑させる。しかし彼が見たのは、この館で企てられた計画のほんの序章でしかなかったのだった…。
　縄綱とその使用人達の異常さに不快感を覚えた「優馬」は、「杏奈」を連れて屋敷を出ようとするが、奇妙なことに彼がどう足掻いても再び河原崎家の門をくぐることになってしまうのだった。彼の眼前で繰り広げられる非日常的な現実・・・・・・狂気に染まる淫靡で背徳的な世界がここに！